ベセスダは『The Elder Scrolls 4: オブリビオン リマスター』が公式のModサポートを欠いていることを確認したが、熱心なファンたちは既に複数の非公式Modを公開している。

ベセスダとヴィルチュオスがPC、PlayStation 5、Xbox Series X/S向けにサプライズリリースしたオブリビオンの再構築版公開直後、Nexus Modsにはコミュニティ制作のModが登場した。これらはマイナーなカスタマイズが中心だが、『The Elder Scrolls』Modコミュニティの情熱を証明している。

本記事執筆時点で、Nexus Modsには22種類のModが公開されている。最初のModでは、PCプレイヤーがデスクトップのデフォルトオブリビオンリマスターショートカットを、象徴的な「Adoring Fan」が映る2種類の画像に差し替え可能。他にもベセスダ＆ヴィルチュオスのロゴ画面スキップModや、ゲームプレイ調整用Mod（「Wizard’s Fury」呪文の調整、コンパス非表示化など）が存在する。

ベセスダは通常Modを支援しているが、同社は公式サイトのFAQでオブリビオンリマスターに公式Modサポートがないことを明言した。

Nexus ModsユーザーのGodschildGamingは「Iron Longsword」のダメージ調整Modを共有し、オブリビオンリマスターでもMod制作が可能なことを実証した。

「これでMod制作が可能だと証明できた」と彼らはModの説明文に記した。「ベセスダはMod非対応と主張しているが、事実ではない。基本的にはオブリビオンの上にUnrealを重ねた構造で、データフォルダは深層に存在するものの従来と同じ構成だ」

オブリビオン最強メジャースキルTOP

『The Elder Scrolls 4: オブリビオン リマスター』は原作発売から19年を経て本日PC/コンソールに登場。今後数週間～数か月でプレイヤーが増えるにつれ、よりクリエイティブなModが登場し体験のカスタマイズが進む見込み。現時点では、なぜ今回のリリースが「リマスター」ではなく「リメイク」に近いと考えるファンがいるのか、またベセスダが「リマスター」という表記を選んだ理由について解説している。

インタラクティブマップ・メインクエスト/ギルドクエスト完全攻略・理想のキャラクター作成術・最初に取るべき行動など、オブリビオンリマスターの詳細ガイドも公開中。